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解説します”武士の家計簿”
武士も辛いよ!出世したのに、どうして家計が苦しくなるの?
出世したら…
- 家来・使用人を定人数、雇わなくてはならない
- 藩からもらった屋敷を維持せねばならない
- 親戚や同僚との祝儀交際に出費せねばならない
- 使いの者にも謝礼をしなければならない
- 他家を訪問する/される際の手土産を用意せねばならない
- 冠婚葬祭や年中行事に関連した贈答のやり取りをしなければならない
- 子供の通過儀礼での親戚の饗応を開かねばならない
- 江戸での単身赴任暮らしとの二重生活を送らなくてはならない
…にもかかわらず、藩からの手当てはごくわずか!
猪山家の支出入
1. 父・信之と息子・直之合わせた猪山家の年収
約1200万円(銀約3000匁)
2. 気がつけば、多額の借金!
総額約2400万円(銀約6000匁)
3. 家族総出で、家財を売り払い借金返済
約1025万円(銀2563・92匁)
これが猪山家の“家計立て直し計画”
1. 家計簿をつける
饅頭一個、大根一本の値段も記録!
これが猪山家の家計簿。
自分の結婚式も家族の葬式費用も…
かかった経費はその日のうちに記録。
2. 家財を売り払って借金返済
着物や茶道具から弁当箱にいたるまで、合計88品目を売却。
3. 知恵と工夫で!日々の生活を乗り越える
- 息子の袴着の祝いの“鯛の塩焼き”を“絵鯛”にして節約。
- 職場に持っていく弁当も、豪華なものから質素なものに変更。
- 白子の酢醤油・昆布じめ・焼き物など、一尾の鱈も料理法を変えて、食卓にバリエーションを。
- 囲碁セットは売り払い、手書きの碁盤と貝殻で作った碁石で代用。
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